ニュースレター「英文校正で失敗しないコツ」

英文校正で失敗しないコツ

英文校正の賢い利用方法

英文校正を依頼して、オリジナルよりひどくなって戻ってきた経験のある方はいらっしゃいますでしょうか、実際のところ、英語を第1言語としていないインド人(インド英語)、中国人(香港英語)の校閲者ならともかく、米(英)国人で、英文校正の訓練を受けている方の場合、そこまで、ひどいケースは極めて稀と思われます。それでも、なかなか満足のいく英文校閲の会社を見つけることが困難なのは何故なのでしょうか?

専門性の高い学術論文において、オリジナルの英語レベルが、ネイティブスピーカーが普通に読めるレベルに達していなかった場合、英文校正では、不十分なケースがあります。このような場合でも、お客様の専門分野と同じ、あるいは、近い分野の学問を習得している校閲者が、その問題箇所を書き換えてしまえば、解決できます。

ここで問題になるのは、限定的な範囲であっても「書き直し作業」を含む校閲の料金が、標準的な英文校閲作業と比較すると、どうしても高額になってしまうことですが、英語の苦手な研究者が、超低価格な校正サービスを利用すると失敗する例が多いのも事実です。反面、そのような標準的な校正でも、もともと英語の得意な研究者が執筆した英語論文の細かい点検のみであれば、全く問題が起きないという側面もあり、そのため、校閲会社によっては、お客様側の責任と判断するケースもあるようです。

大幅な改善を望むのであればある程度の出費は経費と考えないと、「どこにだしてもまともに校閲されない」の繰り返しになる可能性があります。

はじめて、英文校閲を専門業者へ依頼されるお客様には、業界の標準的な英文校閲はお奨めしません。是非、英文校正エキスパートからはじめてください。それでも、納得いかないのであれば、リライトをお奨めしますが……アップグレードサービス(エキスパート→リライト)もありますので、まず、英文校正エキスパートから始められることをお奨めします。

*同じオリジナル原稿を2段階で校閲した校正見本がご覧になれます。

実際、ほとんどのケースで「英文校正エキスパート」で満足して頂けています。もし、専門用語はわかるし、専門的表現も知っているが、どうしても、通じる英語がかけない場合なら、英文添削のサービスをご利用くださいますようにお奨めします。

失敗しないためには、お客様に必要な校閲はなにかよく理解して、又、同時に英文校閲の会社が提供しているサービスの内容をよく読み理解することが1番です。ほとんどの校閲会社が真実を書いています。丁寧に説明を読めば誤解は避けられます。それが、お客様と校閲会社の両方が満足できる唯一の方法です。ちなみに、弊社ではあらゆるレベルの校閲を「リーズナブルな価格」で提供しています。

それぞれの改善の程度も明記してあります。他社と比較する場合も参考にして頂いて、結構ですので、目的の異なる校閲作業があることをご理解して頂ければ幸いです。

英文校正の価格について

適正価格を判断される前に…

現在では、市場のニーズを反映して、様々な校閲会社が出現しています。

Copy Editing
欧米の英文校正業界が定義するCopy Editing(コピー・エディティング)」と呼ばれる校閲で、主に、英文を言語的な側面から点検します。文意や論文の構成を保持ちながら、英語の正しさ、表現の明快さ、読みやすさをチェックして、内容に集中して論文を読むことができるよう校閲します。
Substantive Editing
欧米の英文校正業界の定義するSubstantive Editing(サブスタンティブ・エディティング)」と呼ばれる校閲です。言語的側面からの修正に加えて、論文の流れや構成を点検し、原稿がより論理的な展開になるように、また、執筆者の意図がより効果的に読者に伝わるように書き直しを行います。

比較表

弊社との比較が容易になるように「100 wordsあたりの税抜表示に換算」してあります。
(下記は各社の定価であり、新規割引、数量値引き等の詳細は割愛してあります)

社名(仮称) Copy Editing Substantive Editing Rewriting
ET社(インド) ¥600/100 words ¥1200/100 words 詳細不明
EN社(インド) ¥600/100 words ¥1200/100 words 詳細不明
MZ社(日本) ¥1100/100 words ¥1600/100 words 詳細不明
NAG-K(日本) ¥1100/100 words ¥1900/100 words 詳細不明
Dolphin(日本) ¥555/100 words (1st-tec) ¥925/100 words (Dolphin) ¥1481/100 words (Dolphin)

上記はYahoo!、Googleから、レベル別に英文校正を提供している会社の情報です。Yahoo! でキーワードを「英文校正」で検索すると、上位表示4社がすべてインド (Mumbai) の会社でした。高度なSEOをおこなっていると思われます。又、日本の会社では、作業時間あたりの請求が多く見られたので、上記に記載できない会社が数社ありましたことを付記させて頂きます。おそらく、オリジナル原稿の質が高く"Copy Editing"で十分なケースは短時間の校正で終わり、比較的、安い価格を請求し、反対に、オリジナル原稿が粗悪な場合は、"Substantive Editing"を行うので、長時間かかる為、やむなく高額の請求をするというシステムではないかと思われます。これは校正依頼を受ける業者の立場からすると「もっともな話」ですが、お客様側からすると、これでは余程の信頼関係がない限り、事前に予算が組めないので、ご依頼しにくいのではないかと思います。弊社では、合理的な表示をこころがけて、2段階の校閲サンプルの表示(level2level3)と詳細説明、およびアップグレードサービス(level2→level3)の提供をしています。

あとがき

本比較表の目的は、他社の品質を評価するものでも、酷評するものでもありません。お客様が必要としている校閲をみつける上で、最近の英文校閲の多様化についての情報を記載したものです。したがって、同じ目的の校閲作業でも品質、価格に差がでるのは当然です。しかしながら、全く、異なる目的の校閲作業を、同一の土俵で比較してしまうことは、お客様にとっても、請負業者にとっても不幸な結果となります。

本表が、英文校正価格の比較について何らかの参考になれば幸いと思います。